こども食堂で見つけた「本当に大切なこと」

こども食堂ボランティア学生レポート
こども食堂で見つけた「本当に大切なこと」のイメージ

はじめに

正直に言うと、最初は就活のネタになればいいかな、くらいの気持ちでした。

大学のゼミの先生に「地域活動に参加してみない?」と勧められ、なんとなく申し込んだ前橋市内のこども食堂のボランティア。でも、そこで見たものは、私の想像をはるかに超えていました。

最初の日

土曜日の朝10時。こども食堂の厨房に立った私は、ひたすら嬬恋産のキャベツを刻んでいました。

「おねえちゃん、今日のごはんなに?」

振り向くと、小学3年生くらいの男の子が目をキラキラさせて聞いてきました。

「今日はおっきりこみだよ!」

「やったー!」

その笑顔を見た瞬間、なんだか胸がぎゅっとなりました。

気づいたこと

3回目のボランティアの時、運営スタッフの方にこんな話を聞きました。

「あの子ね、家ではちゃんとした食事を食べられてないの。お母さんが夜勤で、晩ご飯はいつもコンビニのおにぎり1個なんだって」

衝撃でした。同じ前橋の街に住んでいるのに、こんなにも違う現実があるなんて。

余白を埋めるということ

私にできることは小さい。でも、キャベツを刻むこと、おっきりこみをよそうこと、「おいしい?」って聞くこと。それだけで子どもの顔が明るくなるなら、それは意味のあることだと思います。

今は毎月2回、ボランティアに通っています。就活のネタ?もうそんなことはどうでもよくなりました。

余白に飛び込みたい人へ

こども食堂は常にボランティアを募集しています。特別なスキルは必要ありません。必要なのは、土曜日の朝、少し早起きする勇気だけです。